私の夫はイクメン、イクメンと褒められるかどうかを基準に子育てや家事をしています。
もちろん本人はそんな自覚はありません。
身内や知人の集まる場では別人のように育児を率先してやる為、私は誰からも「幸せだ、あんな男は他にいない」と言われます。
ある意味、他にいないとは思いますが。
しかし私と子供しかいない場では、仕事から帰宅後にはため息をつき「あー、今日もこんなに家事が残ってる。俺は仕事も一人前してきたのになー。全く休めない」と言います。
こっちは週5日全く休めないんだよーと言いたくなりますが、そこは控えます。
週末は子供の世話をするとか、散歩に出すと言って、実際やってくれるのは良いのですが、帰宅時にはキレる寸前なのです。
手のかかる子供に振り回され、昼食さえまともに食べれず、おにぎりを立ち食い。
私はそれが日常ですが、夫は週末だけで限界です。
「昼御飯も食べれないよ」と言われ、「私だって」と言いたいのを我慢、我慢。
基本的には勝手に言わせておきますが、文句やため息を聞くのが耐えられない時は「すごいイクメンだよね、助かるわ。本当にありがたい。そんなあなたと結婚して良かったわ」と言うと、ピタリ落ち着きます。
その言葉で体が軽くなるようで、別人となりサクサク家事を進めてくれます。
男なんてそんなものと分かっていても、なんだか腹立たしいのが正直な所です。
時には私に褒められても意味がない時もあります。
他人からの評価を意識しているのです。
そんな時は実母に頼んで、夫に感謝やお礼のメールをしてもらいます。
実母は「そんな事で楽になるなら」と快諾してくれます。
冷静に考えるとバカらしいからくりですが、夫を褒めて動かすのが1番効率良い家事育児です。